2012年07月13日
9月半島
いきなり 今井美樹ベスト2
「9月半島」
今井美樹
果てしない蒼さを 海まで追いかけたくて
砂の残る素足で 錆びたペダルこいで行く
光のモスリンがやわらかな風を編んで
流れ出す黒髪も ほら、息を切らし走る
輝いた翼になる
波のしぶき聞きながら、心は弱さ責めるけど、
許せなかった、帰れなかった、忘れたかった
自転車を休めて 木陰で汗をぬぐった
急ぐたびに誰もが なぜ何かを失うの?
振り向くことも出来ずに
今は空の下にいる
遠い子どもに戻ってみる
沖に遊ぶ鳥のように 自由でいたい
波のしぶき聞きながら だけどつらくなったときは
夢でもいい Ah、あなたがいい 思い出でいい
果てしない蒼さを 海まで追いかけたくて
息を切らして走る
ただ、傷つけあうよりも
いま、ひとりを選んだの
Posted by R@BECCA at 12:23│Comments(0)