音楽療法・サイモントン療法
違和感に悩んでいた。
自分の中にある想いが、
歌の歌詞に乗らない違和感。
その違和感はどんどん大きくなり、ある日のモビーディッグ号のステージで、それは頂点に達した。
モニターから聴こえる自分の声とピアノの音を、受け入れられなくなってしまった。
それで、
ブログで言葉を発することすら解らなくなり、自分の中に閉じこもって、同じ場所をぐるぐるしていた。
でもそれでも、
同じ歌を歌い続けた。
いつかは、変わるかもしれない、
そんなかすかな希望にすがって、
諦めないで、ステージで同じ歌を歌い続けた。
あれからどれくらい経ったのだろう…
アーティストmi-doとしての、私の新たな出発のステージは、
癌の患者さんと、その看病を続けて今にも心が折れてしまうかもしれないそのご家族に向けてのステージです。
ミネハハさんのオープニングアクトとしてステージを努めますが、
私ができることを精一杯やってきます。
私も沢山の涙を流していたんだけど、それも必要なことだったんだ。
ドシャブリの後の、
大きな虹を見るために。
mi-do